北京
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23/19
17日から21日にかけて、マレーシアのマハティール首相が李克強総理の要請に応じて中国を公式訪問しました。これについて外交部の陸慷報道官は21日、北京での定例記者会見で、中国はこれをきっかけに両国の全面的戦略パートナーシップの長期的で健全かつ安定した発展を推進し、地域の平和や安定、発展そして繁栄の促進により大きく貢献をしていきたいと表明しました。
陸報道官は、「今回の訪問の成果には双方ともに満足している。両首脳はいずれも、情勢がどう変わっても、互いへの友好的な政策は変わらないことを確認した」と述べました。また、マハティール首相は、「中国の一帯一路構想は沿線各国に確かな利益をもたらしている。マレーシアは積極的に支持し、中国と各分野での相互連携や全面協力をしていきたい」と表明したとのことです。
その上で陸報道官は、「双方は新しいスタートラインから実務的協力の形を確立し、自由貿易の維持や多国間主義の堅持といった前向きなシグナルを発していくことで同意した」と述べました。(Yan、森)