北京
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23/19
新たな中米経済貿易交渉ラウンドの開始を控えて、米の専門家は「国内各界の声に耳を傾け、バランスが取れていない中国との貿易関係を適切に対応すべきだ」と米政府に呼びかけました。
ニューヨーク大学のアン・リー経済金融学教授は「米が発動した対中国貿易戦争は、その根底が政治や安全保障などのためだ。これにはビジネス界は歓迎しておらず、学術界でも反対の声が少なくない。しかし、報道機関でこのような声はあまり取り上げられていないため、民衆は正しい方向に導かれていない」と指摘しました。その上で、「当面の状況下において、世界貿易は影響を受けており、米国内でもナショナリズムの広がりが勢いづいている。これに対して、政府は理性的に争いを解決しようとせず、世界発展の新たな枠組みを縮小させようとしている。もし米が世界秩序を破壊し続けていくなら、人類は生存の危機にさらされる恐れがある」との懸念を示しました。(朱 星)
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