北京
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北京市西部の海淀区百望山の麓に完成した、市内初の粗大ごみ処理場が16日、テスト運営を開始しました。同処理場には高い効率性を持つ設備が備えられ、マットレスやソファといった粗大ごみを1時間に10トン処理できる能力があります。海淀区には、同じ規模の処理場が年内にもう9ヵ所増設される予定です。
紹介によりますと、処理場で使われる設備は輸送システム、粉砕システム、および磁気による選別システムという3つの部分から構成されており、全過程をコンピュータによる自動制御でコントロールするということです。トラブルが生じた場合は、中央制御室に警報が発せられます。現在は、設備の試験運転が実施されており、今年9月に正式に運営が始まる見込みです。(洋、謙)