北京
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23/19
トルコのチャブシオール外相は14日、トルコを訪問中のラブロフ露外相と会見し、米国の制裁措置をともに非難すると同時に、トルコとロシアの戦略パートナー関係の強化を強調しました。
会見後の記者会見でチャブシオール外相は「米国の対トルコ制裁措置によって、米国の名誉、信用、評判は失墜し、強大な力で弱いものを抑え付ける時代は終わりにしなければならない」と述べ、安定したトルコ経済は、ヨーロッパや周辺諸国にとって非常に重要だとの考えを強調しました。
一方、ラブロフ外相は、西側諸国の対ロシア制裁に参加しないトルコに称賛の意を示したうえで、「米国の対トルコ制裁は不法かつ不当なものだ。その目的は、世界貿易の競争で不平等な優位性を獲得するためである」として、自国貨幣による決算についてトルコと協議中であることを明らかにしました。(Mou、星)