北京
PM2.577
23/19
米国がイランに対する一方的な制裁の再開を宣言したことに対し、外交部の陸慷報道官は10日、「対話こそ問題解決のための正しい道である」と述べました。
陸報道官は「中国は、一方的な制裁と『ロング・アーム法』に一貫して反対しており、この立場を何度も表明している。中国はイランと長期にわたって経済、貿易、エネルギーなどの分野で、公開性と透明性のある正常な協力を行っている。こうした協力は合理的かつ合法的なものであり、国連安保理決議と中国が約束した国際的義務に違反するものではなく、他国の利益を損なうこともないため、尊重・保障されるべきである」と主張しました。
その上で、「ともすれば制裁を加えたり、あるいは制裁を持ち出して脅迫したりするようでは問題は解決されない。対話と交渉こそが真の解決法である。関係各側が平等と相互尊重を原則に、対話を通して意見の相違を解消し、地域と世界の平和・安定を共に守っていくよう期待する」と述べました。(鵬、謙)