北京
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「一帯一路」構想の発表から5年、中国と世界諸国との経済交流が活発化を遂げる中、空路による輸送がますます重要な役割を果たすようになっています。
その路線の一つ、浙江省初の大陸間貨物航空機専用航路となる杭州とロシアのノヴォシビルスクを結ぶ航路が今月11日、運航1周年を迎えました。この航路は中国郵政グループが運営するもので、これまでに152便を運航し、国際郵便物1764万点を輸送してきました。また、この航路の開通により、浙江省からロシアへの輸出が加速し、これまでに行われたeコマース取引は約2億6500万ドル規模に上っているということです。
「一帯一路」構想が発表されて以来、従来の貿易の方式がモデルチェンジを遂げる中で、注文ロットの減少と高頻度化が目立つようになり、クロスボーダーeコマースが急速発展を辿っています。それと同時に、中国と世界を結ぶ空路が増え、国際郵送業務も急速な伸びを見せており、2016年には、約400万点の貨物が中国からカザフスタンに送られたほか、2017年には、中国を主とするアジア諸国からスイスに届けられた貨物も1日平均4万5000点に登っています。
中国郵政グループは、国家の全面開放に向けた動きを的確に支えるため、「一帯一路」関係国との協力を強化していくとしています。(鵬、む)