北京
PM2.577
23/19
露外務省のザハロワ報道官は9日に開かれた記者会見で、米国の新たな制裁に対する対抗措置を検討する方針を明らかにしました。
ザハロワ報道官は、「米国が生物化学兵器の使用を理由に制裁を実施することは何ら根拠のないものだ。その一方で米政府が露米関係の改善に努めると喧伝しているのは、赤裸々な偽善的行為としか言えない。米は新たな制裁措置によってロシアの元スパイのセルゲイ・スクリパリ氏とその娘さんがイギリスで中毒した事件の調査活動に直接的な圧力をかけようとしている」と述べました。
また、ザハロワ報道官は「こうした露米関係の悪化を導く手段はロシアが望むものではない」と強調しました。(殷、む)