北京
PM2.577
23/19
東アジアサミット(EAS)外相会合に出席中の王毅国務委員兼外交部長は3日、シンガポールで、米国のポンペオ国務長官と会談しました。
王外交部長は、「現在、中米関係は肝心な時期に差し掛かっている。国連安保理の常任理事国として、また、世界1位および2位の経済体として、両国関係の動向は両国国民と世界各国の人々の利益に関わる。われわれは、協力こそが唯一の正しい選択だと一貫して認識しているが、これは国際社会の普遍的な期待でもある。対抗することは双方に敗北をもたらし、世界の平和と安定および発展に損害を与える。双方は相互尊重と平等を基礎に、対話を通じて交渉を行い、意見の不一致をコントロールし、問題を解決して、中米関係を正しい軌道に乗せ、発展させるべきだ」と述べました。
一方のポンペオ国務長官は、「米中関係は非常に重要だ。米国は中国の成功に期待しており、中国の発展を妨げるつもりはない。米国は引き続き『1つの中国』の政策を固く支持し、それを変えることはない。双方は共に努力し、朝鮮半島の核問題といった重要な問題における交流と協力を強めるべきだ」と示しました。(RYU、謙)