北京
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中国トップクラスの保護動物であるチベットカモシカは、主にチベット自治区の羌塘や新疆ウイグル自治区の阿爾金山、青海の三江源、ココシリに生息しています。毎年5月、この各地に生息している数万頭のチベットカモシカは海抜4800メートルもあるココシリの奥地に移動して、赤ちゃんのカモシカを生み、8月になると母親のカモシカは子どものカモシカを連れて、かつての生息地に戻ります。
ココシリ管理局五道梁保護所の文尕公宝所長は1日、記者のインタビューに答え、「午前11時頃、80頭ほどのチベットカモシカが管理局のスタッフの保護の下、青海チベット道路を順調に通過し、生息地に戻る旅路に就いた」と述べました。
説明によりますと、毎年5月と8月、管理局のスタッフがチベットカモシカの移動するルートで待ち、チベットカモシカを集めてから、道路を封鎖して通らせます。7月15日から、毎日およそ200頭のチベットカモシカが青海チベット道路を通過しているということです。
青海省政府の統計では、現在ココシリ保護区及び周辺地区のチベットカモシカはおよそ7万頭に達し、90年代後半に比べて5万頭以上も増加したということです。(藍、星)