北京
PM2.577
23/19
米国務院で国際安全保障と拡散防止を担当する国務次官補がこのほど、「中国が意識的に米の規制策を回避して、民間用核協力のルートを通じ、米の先進技術を合法あるいは不法に獲得した。そして、軍民一体化を利用して軍事目的に転用し、大国競争に生かしている」と述べました。
これを受けて、外交部の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、「中国は大領破壊兵器およびその運搬機器の拡散に断固反対している。一貫して、国際核拡散防止義務と関連する国際承諾を真摯に履行している。国連安保理の関連決議を全て実行しており、国際核拡散防止プロセスにも積極的に参加している」と述べました。その上で、「長年、中国は核拡散防止と輸出規制体制の充実に力を入れてきた。国内での管理にしても、輸出規制にしても、厳しい規制措置を取っている。このように、中国は国際核拡散防止体制の維持、国際と地域の平和と安全のために取り組み、重要な貢献をしている」と強調しました。さらに、「中国は終始、いかなる国も平和利用を口実に核の拡散をしてはいけないと主張している。それと同時に、拡散防止目標を確保する前提の下、平和利用の合法的権利も保障されるべきであると主張している」と米側の事実無根の非難と疑惑に異論を唱えました。(朱 星)