北京
PM2.577
23/19
商務部の高峰報道官は19日、北京で開かれた定例記者会見で、「発言は信用できず、態度が曖昧な米側によって交渉のドアは閉じられた」と指摘しました。
このほど、米の高官が中米貿易交渉の破綻の責任が中国側にあると示したことに対して、高報道官は「今年2月から、双方は4回にわたって交渉してきた。中国は終始、最大の誠意と協力共栄の姿勢を持って臨んできた。特に5月19日に重要な共通認識に至り、コミュニケも発表した。それにも関わらず、米側は29日に一方的にこの共通認識を否定するコミュニケを発表している。6月初めには、エネルギーと農業分野における具体的な協力について共通認識に達したが、15日に米側はまたこれを破ることとなった。そして、7月6日には公然と貿易戦争を引き起こし、11日には再びエスカレートした。米側の一連の行動に遺憾の意を示すと同時に、このような一国主義と貿易覇権主義の作法は受け入れがたい。この一部始終から、米側の信用できない発言、曖昧な態度によって、交渉のドアは閉じられたと断言できる」と指摘しました。その上で、「米側が貿易戦争を助長させているのに対して、中国はやむを得ず対抗措置を講じている」と強調しました。(朱 星)