北京
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7月に入ってから、多くの地域で大雨や豪雨に見舞われています。長江では警戒水位を超過した洪水が2回発生し、嘉陵江上流、涪江上流、沱江上流では特大規模の洪水が発生しました。大渡河の上流と中流では大洪水、黄河でも警戒水位を超過した洪水が起きました。このほか、一部の中小河川でも警戒水位を超えた洪水が発生しました。7月18日までに、27の省自治区直轄市は洪水や水害に見舞われ、被災者は2053万人で、うち54人が死亡しました。直接経済損失額は約516億元に上っています。
これに対して、中国共産党中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席を務める習近平氏は「人民を中心とする思想を持って、救助活動に全力をあげ、負傷者と死者の数を最小限に抑えなくてはならない。また、被災者の避難生活を確保し、損失を最低限に抑えるべきである」と関連地区の共産党委員会と政府に求めました。
国家防汛防旱総指揮部や自然資源部、応急管理部などは、関連各部門の力と資源の調達を一本化させて、救助活動を展開しています。(朱 星)