北京
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タンザニアの首都ダルエスサラームで17日、中国共産党と世界の政党とのハイレベル対話会の一環である「アフリカ特別会議」が開催されました。中国共産党中央対外連絡部の宋涛部長と、タンザニア革命党の党首であるマグフリ大統領が開幕式に出席し、基調演説をしました。
宋部長は、「去年、北京で初めてこの対話会を開催し、習近平総書記が開幕式で演説をした。今年は中国の改革開放40周年で、外交上の『アフリカ年』に当たり、初めてアフリカで対話会を開催している。中国とアフリカ諸国の政党が、『国情に合った発展の道を模索』という理論や実践を検討していけば、それぞれの発展や相互交流、協力の促進にプラスになっていくだろう」と述べました。
これに対してマグフリ大統領は、「この対話会が初めて中国からアフリカに移り、タンザニアで開催することは、中国共産党がアフリカを重視していること、またタンザニアと中国の友情を十分に示すものだ。中国・アフリカ協力フォーラムの開催以降、双方の協力が本格的に進んで多くの成果を収めた。北京サミット開催を前にタンザニアでこの特別会議を開催することで、双方のより高いレベルの交流や協力に強い原動力を注ぎ込むだろう」と述べました。
今回の特別会議は、中国共産党が主催し、アフリカのおよそ40カ国からおよそ40の政党や政治団体のトップ100人近くが参加しました。9月に北京で開かれる中国・アフリカフォーラム北京サミットに向けて、各政党からアイディアや提案が出されるものと見られます。(玉華、森)