北京
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習近平国家主席は19日から21日にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のハリファ大統領の招待を受け、UAEを公式訪問します。中国の首脳がUAEを訪問するのは30年ぶりであり、両国関係の発展に大きな意味を持つものとなります。UAEの各界が習主席の歴史的な訪問に期待しています。
大手貿易商社の会長を務めるファイサル氏は、「われわれは中国文化が大好きだ。中国の映画やテレビドラマは大変な人気を集めるだろう」と話しました。
ファイサル会長はこのところ、中国との取引拡大に努めています。習主席の訪問を前に、両国は首脳会談で大きな成果を収め、協力を一層深めることになるだろうとの期待を示しました。
中国とUAEの貿易はここ数年で急成長しており、去年の貿易総額は400億ドルを超えました。中国がUAEの最大の貿易相手国となった一方、中国にとってUAEはアラブ諸国で最大の輸出先であり、また2番目の貿易パートナーです。このほか、文化や人的交流も絶えず発展しています。
経済面や文化交流が進むにつれて、UAEに滞在する中国人の数が年々増え、すでに20万人近くに上っています。現地の中国人も習主席の訪問を心待ちにしています。
また、『一帯一路』イニシアティブの推進や実施により、双方の経済面での連携に大きな舞台や原動力がもたらされると見られます。(殷、森)