7月13日　金曜日

1時間目　グルメ巡り、中国のチャーハン

　チャーハンは、中国では非常に人気のある食べ物です。炒めた卵に、ご飯と肉、野菜などをいれ、調味料を加えて炒めるシンプルな料理です。

　中国のチャーハンは隋の時代から既に存在していたといわれています。その時のチャーハンは卵チャーハンでした。清の時代の末期、揚州の知事は、卵とご飯のほかに剥きエビとひき肉を加えたものを食べていました。これが今日の揚州チャーハンを形成しました。この知事は福建省出身だったため、退官後は地元に戻り、揚州チャーハンの作り方を福建省近辺に広めました。後に、広東省付近の料理人は、揚子江一帯の料理を揚州料理、そして、チャーハンも同じく揚州チャーハンと呼ぶようになりました。

　広東省は清の時代、対外貿易の唯一の港町でした。そのため、「揚州チャーハン」という言い方も海外に伝わっていきました。これは揚州チャーハンが海外でも有名になった理由ではないかと見られています。

　チャーハンには、揚州チャーハンのほか、ソーセージチャーハン、海鮮チャーハン、肉糸（挽肉）チャーハン、醤油チャーハン、キムチチャーハン、XOチャーハンなど様々な種類があります。詳しくはこの時間の番組を是非、お聞きください。

2時間目　江蘇省泰州市の観光地とグルメ

　泰州市は有名な町・揚州の東にある江蘇省中南部の町です。面積は5787キロ、常駐人口は465万人（2017年）。

　この時間の番組では、泰州市の観光地として、鳳城河風景区、興化千島菜花、泰州城隍廟のほか、グルメとして、B級グルメの靖江蟹黄湯包と黄橋焼餅をご紹介します。皆さん、この時間の番組を是非、お聞き逃しないように！（まとめ：任春生）