北京
PM2.577
23/19
外交部の華春瑩報道官は11日の定例記者会見で、西側メディアの「パキスタンの債務リスクは中国・パキスタン経済回廊の建設に影響を与える可能性がある」という報道を否定しました。華報道官は「中パ経済回廊は双方の共通認識に沿って順調に進み、その他からの干渉を受けたことはない」と示しました。
このほど、一部の西側メディアはパキスタン政府関係者の話を引用して報道しました。その内容は、「いま、パキスタンの債務リスクは深刻になり、外貨準備が不足し、中国からの貸付を望んでいる。中国からの貸付がなければ、再び国際通貨基金(IMF)に支援を求めることになり、中パ経済回廊などのインフラ建設に影響を与えることになるだろう」というものです。これを受けて、華報道官は「関連する報道はまったく事実に合わないものだ。パキスタンのアクタル財務相はすでに声明を発表して、事実をはっきりさせている。パキスタン側は断固として中パ経済回廊の建設に取り組むことを強調した」と述べました。さらに、「中国側もパキスタンの外貨準備不足に注意しているが、パキスタンが一時的な困難を乗り越え、経済の安定した発展を保つことができると信じている。ここ数年、中パ経済回廊の建設はパキスタン経済の急成長に積極的な役割を果たしており、パキスタン政府と国民の全力を挙げた支持を得ている」と述べました。(Lin、星)