中国駐英大使、中米間の貿易戦を分析

2018-07-09 20:40  CRI

 イギリスの全国紙「デイリー・テレグラフ」は現地時間8日、「貿易戦から見る中米間の『観念の争い』」と題した、劉暁明駐英大使の署名文章を掲載しました。劉大使はこの中で、「中米間の貿易摩擦は貿易問題に見えるが、実際は両国間の『3つの観念の争い』にある。つまり世界観、協力観、そして発展観の争いだ」と述べ、以下のように分析しています。

 一、世界観の争い

 米国は盟友・他国を問わず、自らの利益が損なわれれば攻撃する。これと対照的に、中国は相互尊重、公平正義、協力共栄を理念に、世界平和を守り共同発展を促進させることを主旨とし、国際社会と力を合わせ、国際ガバナンス体系をより公平・合理的な方向へと導き、新たな国際関係や人類運命共同体の構築に努めている。

 二、協力観の争い

 米国は一国主義や保護主義を実施していることから、国際社会からの批判や反発が広まっている。逆に中国は開放、融通、互恵共栄の協力観を持ち、世界貿易機構(WTO)のルールを守ろうと努め、多国間貿易体制を支持し、開放型世界経済の構築に積極的な貢献をしている。

 三、発展観の争い

 米国が発展の優位性を保つには、他国の発展を妨げたり、より良い生活を求める他国の国民の権利を奪ったりせず、自身の実力と他国との協力に頼るべきだ。中国は革新、話し合い、グリーン、開放、共有という発展観を一貫して訴えており、これにより発展の問題を解き、原動力を増し、各国の経済・社会との融合的な発展を成し遂げている。米国は、大勢を見据え、古い思想を捨て、世界各国と共に協力して発展を促し、共栄により繁栄していく道を歩んでほしい。(怡康、森)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
马玥