北京
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第4回中国・アフリカメディア協力フォーラムが26日、北京で開かれました。中国とアフリカのメディアは12項目の協力協議に調印し、交流協力の深化に関する共同宣言を採択しました。
このフォーラムは9月に予定されている2018年中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)北京サミットに関連して開かれたもので、2015年中国・アフリカ協力フォーラム・ヨハネスブルグサミットの成果を実行に移し、双方のメディア交流と協力を拡大することを目的としたものです。
中国共産党中央宣伝部副部長で国家ラジオテレビ総局の聶辰席局長は開幕式で挨拶し、「中国・アフリカの全面的な戦略的協力パートナー関係は絶えず深化、発展し、メディア融合の時代に挑戦とチャンスが並存している。その背景の下、中国とアフリカは平等互恵、協力共栄という原則を踏まえて、メディア政策についての意思疎通やメディア間の交流、産業協力などを強化し、中国・アフリカのメディア協力をよりハイレベルに推し進め、中国とアフリカの人々の福祉の増進や人類運命共同体の構築により大きな役割を果たしていくべきだ」と強調しました。
また、ザンビアのドラ・シリヤ情報ラジオ部長が挨拶に立ち、「中国はインターネットやデジタルテレビ、ラジオなどの分野で世界をリードしている。これらの技術がアフリカで普及するに従って、中国に学ぶことは差し迫ったものとなっている。メディア協力フォーラムはアフリカのメディアにチャンスを提供してくれた。中国から経験を学び、自らの国情に適した措置を見出すことができるだろう」と述べました。
フォーラムで採択された「第4回中国・アフリカメディア協力フォーラムの交流協力深化に関する共同宣言」によりますと、双方は中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットを契機に、政策に関する対話を強化し、報道、コンテンツ制作、ルートの確立などの重点的分野での協力を強化していきます。さらに地域問題や国際問題において互いに力を貸し合い、共に声を上げていくことなどによって、中国・アフリカ協力フォーラム枠組み内でメディアの交流と協力をさらに深化させていくことを決定しました。
なお、今回のフォーラムには中国・アフリカ双方の政府部門、メディアの代表400人余りが参加しました。(藍、星)
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