北京
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国務院の李克強首相は21日午後、人民大会堂で、パプアニューギニアのオニール首相と会談しました。
李首相は、「このところ中国とパプアニューギニアの関係は安定して発展しており、中国と太平洋諸島の各国との関係構築における手本となっている。中国は、パプアニューギニアが1つの中国という政策を堅持していることを評価し、自国にあわせた発展の道を歩むことを支持する。そして、「一帯一路」構想をパプアニューギニアの発展戦略と結びつけ、互いに補い合い、貿易や投資、エネルギーや資源、インフラ、工業生産などの重点分野でより多くの協力のチャンスを生み出し、新たな注目点を見出したい」との考えを示しました。
これに対してオニール首相は、「国交の樹立以来、両国の関係は絶えず力強く発展し続けており、両国政府と国民も密接な友好関係を保ってきた」と述べました。その上で、中国とともに貿易や投資を拡大し、天然ガスや工業団地、コミュニティカレッジなどの重点分野で協力を強化し、観光や文化などの面でも交流や協力を一層推進していきたいと述べました。
両首相は会談後、双方の協力文書の調印式に立ち会いました。(洋、森)