北京
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ロシアのラブロフ外相は21日、訪問中のグテーレス国連事務総長と共に、多国間外交により国際問題を処理するよう呼びかけました。
ロシア外務省のホームページによりますと、ラブロフ外相はグテーレス事務総長との共同記者会見で「国連は地域の衝突問題などの国際事務を処理する際に、さらなる大きな役割を果たすべきである。この目標を実現するには、国際社会の共同の努力が必要で、一部の国による単独行動では複雑な問題を適切に処理できない」と述べました。
これに対してグテーレス事務総長は、「ロシアは、国連が多くの国際問題を解決する際の重要な協力者である。現在、世界では大きな変化が発生し、かつ様々な厳しい問題が混ざっており、一国の力だけでは解決できない。グローバルな課題に対して国際社会の協力が必要であり、国連憲章に立脚した多国間外交という原則は、このような問題への対応に極めて重要である」と述べました。(雲、森)