北京
PM2.577
23/19
中国身障者連合会は21日、国家言語文字活動委員会規範標準審査委員会が採択した「国家共通手話常用用語表」と「国家共通点字案」を、標準的な手話用言語および点字のとして発表し、7月1日から正式に使用を開始すると発表しました。
統計では、中国の目や耳の不自由な人の数は3000万人を超えるとされます。そして、手話と点字は、特殊言語・文字として、国内言語・文字を構成する重要な一部分となっています。
中国身障者連合会の責任者は、「わが国は国土が広く、方言も多いため、手話も各地で大きく異なっている。また、点字の表示も標準化されていないため、目の不自由な人は日常生活や学習の上で不便を感じてきた」と述べた上で、「手話と点字の標準化は、その利用や普及推進はもちろんのこと、基礎研究や人材育成、学問の充実化、社会サービスの向上にもつながる、確固たる基盤になるだろう」と示しました。(朱 謙)