北京
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習近平国家主席は21日、北京で、パプアニューギニアのオニール首相と会談しました。
習主席は「パプアニューギニアは太平洋島嶼国地域で重要な影響力を持っている。国交樹立からの42年間、両国関係は歴史的な進展を遂げてきた。特に、戦略的パートナー関係を結ぶことについて、オニール首相と共通認識に達してからは、政治的相互信頼と相互協力関係は歴史的レベルに引き上げられている」とした上で、「パプアニューギニアはこのほどアジアインフラ投資銀行(AIIB)に加入するとともに、太平洋島嶼国地域で中国と『一帯一路』構築覚書に調印する最初の国となった。今後、中国はパプアニューギニアとの多国間システムでの協力を強化し、オープン型のアジア太平洋経済を共同で建設していきたい」と述べました。
これに対して、オニール首相は「中国との戦略的パートナー関係を深め、『一つの中国』の政策を固く守っていく。また、『一帯一路』構想を支持するとともに、経済貿易や投資などでの中国との協力も拡大していきたい」と示しました。(朱 謙)