北京
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23/19
香港特別行政区の貿易発展局(HKTDC)は20日、「4月から6月の輸出指数は、前の3カ月の49.4から54.1に上昇し、7年ぶりの高い数字となった」と発表しました。
香港では、1月から4月までの輸出額が去年の同じ時期より9.3%も増えています。米国やEU向けが急増している一方、日本向けはそれほど伸びていません。年間の輸出増加率は6%前後となると予測されています。
貿易発展局によりますと、「香港は間もなくコーカサス地域のジョージア(グルジア)と自由貿易協定を締結する。ユーラシアの中軸に位置するジョージアは地理的な優位性を持ち、オープンなビジネス環境や外国企業に有利な政策があり、香港に新しいビジネスチャンスが生まれるだろう。またジョージアは、独立国家共同体(CIS)、欧州自由貿易連合(EFTA)、EU、トルコと自由貿易協定を結んでいるほか、米国、カナダ、日本から一般特恵関税制度(GSP)が適用されており、中央アジアやコーカサスへの進出や物流輸送を拡大する上で、香港企業に大きなチャンスがある」と示されています。
(ジョウ、森)