北京
PM2.577
23/19
トランプ米大統領は18日、米軍第6の部門となる「宇宙軍」の創設に取り組むよう米国防省に命令しました。
米ホワイトハウスによりますと、トランプ大統領は当日の「国家宇宙委員会」の会議で、宇宙軍の創設を国防省に要求し、宇宙軍と空軍の関係について、「それぞれに切り離され、かつ等しい存在」との説明を行いました。
米軍には、陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊といった5つの部門がありますが、トランプ大統領はこれまでにも数回にわたり宇宙軍の創設の意向を示し、「宇宙は陸、海、空と同じように作戦空間の一つである」と強調してきました。ですが、この提案は米国会で一部議員の支持を得つつも、懐疑的な声も上がっています。
これについてトランプ大統領は「地球以外での運命は国家の自己認知の問題だけにとどまらず、国家の安全問題にも関わるものだ。米国を守るためには、宇宙空間での存在感だけは足りず、宇宙空間での支配的立場を確立しなければならない」と訴えました。(Lin、む)