北京
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毎年6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」です。この日を迎えるにあたり、国連砂漠化対処条約(UNCCD)は報告書を発表し、「土地の劣化は今後30年間、つまり2050年までに、全世界に23兆ドルの経済損失をもたらすが、直ちに行動して4兆6000億ドルを投入すれば、大部分の損失を挽回できる」としています。
UNCCDはデータに基づいて各締約国の国別報告書をまとめ、土地の劣化状況を具体的に分析し、政府に対して土地の使用と管理政策の策定に助言することに着手しています。
また、国別報告書によりますと、アジア及びアフリカの土地の劣化による経済損失が全世界で最も大きく、その金額はそれぞれ、毎年840億ドルと650億ドルになるということです。
なお、今年、砂漠化および干ばつと闘う国際デーは「土地は宝、投資に値する」というスローガンを掲げて、土地劣化による厳しい現実を受け止めると同時に、その修復に投入するよう全世界に呼びかけています。(非、星)
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