北京
PM2.577
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アメリカ国会の招きに応じて、王晨中国共産党中央政治局常務委員兼全国人民代表大会常務委員会副委員長が13日から16日にかけて、全国人民代表大会代表団を率いてアメリカを訪問しました。ワシントンでは、ライアン下院議長、ハッチ上院臨時議長、少数党派の指導者ナンシー・ペロシ議員、下院設置の米中作業部会のリック・ラーセン下院議員と会談を開いたほか、下院のダイアンス議員などとは集団で協議し、サリバン米国国務副長官とも会談を行いました。また、ボストンでは、マサチューセッツ州の州議会議員やタフツ大学フレッチャー法律外交大学院の学者との座談会にも臨みました。
王副委員長は会談の中で、中国の経済、貿易、知的所有権と関連立法などの問題をめぐる原則的立場を述べました。その上で「アメリカには戦略と大局から中米関係をとらえ、デリケートな問題と食い違いを適切に処理してほしい。双方は相互尊重、協力互恵を守らなければならない。両国の立法機関はコミュニケーションを強め、相互信頼を増し、妨害を排除して、協力を促していく必要がある」と表明しました。
これに対してアメリカ側は、アメリカは対中国関係の発展を重視し、中国と交流を強め、理解と協力を深めていきたいとする意志を表明しました。(Yan、星)