北京
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23/19
国連のグテーレス事務総長は12日、「世界規模のHIVとエイズの予防と対策は進展を収めたものの、これに関する取組みに関しては依然と気を緩めてはならない」と述べました。
グテーレス事務総長は同日、国連総会のHIVとエイズに関する討論会で発言した際、「HIVとエイズの予防と対策は世界規模で安定した進展を収め、より多くの人がHIV抗体検査とエイズの治療を受けられるようになっている。母子感染の減少に伴って、児童のHIV感染者数が減少傾向にある」と指摘しました。
しかし、これを踏まえた上でグレーレス事務総長は「世界におけるHIVとエイズの予防と対策は不均衡な状態にある。若い女性のHIV感染率が高く、より被害を受けやすい」とし、「対策を講じて、若者に自身を守る能力を高めるようにしていく必要がある。これには、生理的行動や出産に関するヘルスサービスの提供、若いHIV感染者に抗ウィルス治療を提供することなどが含まれる」と述べました。
さらに、「予防こそがHIV感染の悪循環を断ち切る上で要となる。エイズは撲滅可能なものだ。世界が一丸となってこれに努力すべきである」と訴えました。(Yan、星)