北京
PM2.577
23/19
米国のトランプ大統領が10日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)への署名を撤回したことを受け、ドイツのメルケル首相は、「がっかりした」とコメントしました。そして、米国による鉄鋼・アルミニウム製品への輸入制限に対して、欧州連合(EU)は対抗措置を講じると表明しています。
トランプ大統領は10日、ツイッターで「米国代表に対してG7サミットのコミュニケを認めないよう指示した」と表明しました。
これに対してメルケル首相はこの日、トランプ大統領の決定は「驚くべきことであり、がっかりした」と表明しました。米国が先ごろ、EUを含む各国に対して鉄鋼やアルミニウム製品の輸入に関税を課すと決定した際に、カナダは「対抗措置を講じる」と発表していましたが、メルケル首相もこれに習い「EUも対抗措置を取る」と表明しました。(洋、森)