北京
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アフガニスタン西部のヘラート州と北東部のクンドゥーズ州にある複数の検問所は8日夜と9日、アフガニスタンの反政府勢力タリバンによる襲撃を受け、いまのところ保安員と兵士を含め、少なくとも37人が死亡したということです。
ヘラート州警察の発表によりますと、タリバンの武装グループは8日夜、同州西部の軍隊検問所を襲撃し、兵士17人が死亡、1人が負傷しました。また、検問所の車両や武装装備が武装グループにより奪われたほか、検問所も爆破されたということです。
一方、クンドゥーズ州警察当局が9日に発表したところによりますと、タリバンは同日朝、省内複数の検問所を襲撃したということです。交戦で、20人の保安員が射殺されたほか、タリバン側は少なくとも12人が死亡しました。
アフガニスタン政府は今月7日、1週間にわたるタリバンとの停戦を12日から実施することを発表し、タリバン側は9日の声明で、イスラム暦のラマダン(断食月)明けの祝祭に合わせ、一時停戦の実施を明らかにしました。(ミン・イヒョウ 星)