北京
PM2.577
23/19
上海協力機構(SCO)メンバー国首脳理事会第18回会議(SCO青島サミット)の共同記者会見が10日、行われました。習近平主席は議長国の元首を代表し、談話を発表しました。インドのモディ首相、カザフスタンのナザルバエフ大統領、キルギスのジェエンベコフ大統領、パキスタンのフセイン大統領、ロシアのプーチン大統領、タジキスタンのラフモン大統領、ウズベキスタンのミルジヨーエフ大統領が出席しました。
習主席はSCO青島サミットで得た重要な共通認識と成果を紹介し、「各方面は団結と協力を強め、平和協力、平等かつ開放的で包容的な共栄・共有のパートナー関係を深めることで同意した。また、共同・総合・協力・持続可能な安全保障観を堅持しながら、地域の安全や安定を共に維持していくことでも合意した。世界貿易機関(WTO)の権威性と有効性を維持し、開放的かつ包容的で、透明性があり、差別なく、ルールに基づいた多国間貿易体制をもって、いかなる形の保護貿易主義にも反対し、『一帯一路』建設における協力と各国の発展戦略をマッチングさせる。引き続き、文化、教育、科学技術、環境保護、保健、観光、若者、メディア、スポーツなどの分野で協力を展開し、文化の相互交流や心のふれあいを進めていく。そして、SCOの国際交流と協力を拡大し、国連及び他の国際と地域組織と共に世界の持続的な平和と共同繁栄の維持促進に努める。来年のサミットの議長国を担当するキルギスの任務を積極的に支持し、来年のサミット開催の成功に尽力していく」と示しました。
また、習主席は「SCOメンバー国、オブザーバー国、国際と地域組織の代表らは、話し合いを通して、『上海協力機構憲章』の宗旨と原則を厳格に守り、『上海精神』を発揚させ、隣国友好を堅持し、実務協力を深め、地域の平和、安定、発展の大事業を共に話し合うことで一致した。皆の共同努力の下、SCOは明るい未来を迎えられることを確信している」と強調しました。(RYU、星)