北京
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李克強首相は7日午後、北京で、カザフスタンのナザルバエフ大統領とキルギスのジェエンベコフ大統領とそれぞれ会見しました。
ナザルバエフ大統領との会見の際、李首相は「インフラ整備、エネルギー、資源などの生産能力協力を深め、農産物貿易、金融などの協力を拡大し、貿易、投資、人的往来の利便化と両国の産業のグレードアップを推進し、上海協力機構(SCO)の枠組み内で協調し、歩調を合わせ、域内諸国と諸国民に利益を与えるべきだ」と述べました。
これに対しナザルバエフ大統領は「『一帯一路』の建設パートナーとしてカザフスタンは中国との戦略的ドッキングを強化し、工業、投資、イノベーション、農業、エネルギー、金融などの協力を推進し、『上海精神』に基づいて地域の安定と発展を共に促進していく」と同調しました。
また、ジェエンベコフ大統領と会見した李首相は、「両国経済の相互補完性は高く、広大な協力の余地がある。中国はキルギスと共に協力の潜在力を引き出し、生産能力、相互接続、金融などの協力の質的向上を推進し、キルギス産の高品質な農産物の輸入を拡大し、経済貿易関係のバランスを取り、中国企業のキルギス進出を支持し、上海協力機構の枠組み内での地域経済協力を向上させていく」としました。
一方のジェエンべコフ大統領は「中国との戦略的ドッキングを行い、投資、工業、農業、新エネルギー、保健・衛生などの分野の協力および人的往来と文化交流を拡大していく」との姿勢を示しました。
(ジョウ、謙)
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