北京
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トランプ米大統領は7日、「シンガポールで開催予定の米朝首脳会談が順調に行われた場合、朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏を米国に招待する用意がある。朝鮮側もこれを歓迎すると信じている」と語りました。
トランプ大統領はこの日、米国を訪問中の日本の安倍晋三首相と共同記者会見を行った際に、「金正恩氏との会談は成功する」と示しました。
また、会談の中で朝鮮戦争の終戦宣言に調印する可能性を記者に問われた際には、「調印の可能性はある。現在、話し合いをしているところだ」とした一方で、一度の会談で核問題が解決できるとは思っていないとの考えを明らかにし、「米朝関係の正常化に期待しているが、その前提は全ての処理を終えることだ。会談期間中も米国による制裁は継続されるが、『最大限の圧力』という表現は使われなくなる」と話しました。
一方で安倍首相は、「トランプ大統領との会談において、日本が関心を持っている拉致問題について強調した」と表明しました。トランプ大統領はこれを受けて、「会談の中でこの問題にも触れる」と述べました。
安倍首相はさらに、「日本は『日朝平壌宣言』を基礎に、歴史上において残された問題を共に解決し、双方の関係正常化を推し進めるための経済協力を展開する準備ができている」と示しました。(RYU、謙)
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