北京
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李克強総理は4日、寧夏ホイ族自治区の銀川市を視察に訪れました。
李総理はまず、銀川市第一人民病院を訪れ、寧夏における「インターネット+メディカルへルス」に関する活動報告を聴取、「『インターネット+』を活用した国民生活の重点分野の改善には大きな可能性がある。優れた資源を直接配分しがたい基層部や貧困地区の住民に届けることは、良質な公共サービスを提供することにもなり、公平性の促進につながる」と述べました。
また、閩寧中学を訪れた李総理は、「インターネット+エデュケーション」の実施情況について聴取し、「教育は知識を獲得し、スタートラインにおける公平性を促すカギとなる要素である。『インターネット+エデュケーション』を利用すれば、貧困地区の子供たちも優秀な教員の授業を受けることができるようになる。現在、農村部の情報インフラはなお立ち遅れており、政府は財政出動規模の拡大や、インターネット接続速度の向上、資金難などの難題の解決に取り組んでいく必要がある」との考えを示したほか、教員の所得にも関心を寄せ、現地政府関係者に対し、義務教育段階の教員の平均賃金が現地公務員の平均賃金を下回ることのないよう求めました。
続けて、500社以上の新しい企業が集まる起業インキューベーターパーク「iBiインキュベーションセンター」を視察した李総理は、より優れた起業とイノベーションの環境を整備し、より多くのやる気あふれる若者たちに、思い切りその才覚を発揮できる場所を提供していきたいとのの考えを示しました。
視察を終えた李総理は、寧夏ホイ族自治区の経済と社会がこの数年獲得した成果を高く評価すると共に、習近平同志を核心とする党中央委員会の強力なリーダーシップの下、第19回党大会の精神を貫徹し、小康社会の全面的実現プロセスにおいて、経済の発展、民族の団結、国民生活の改善の新たな歴史を切り拓いていくことを求めました。(Lin、む)