北京
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商務部発表の『主要消費財需給状況統計・調査分析報告』によりますと、中国消費者の輸入商品に対する需要は旺盛だということです。調査対象の内、輸入商品購入額が総購入額の3割以上を占める消費者は20%を超えています。また、7割の消費者が輸入化粧品などを購入する主な理由について「品質」を挙げています。
このほか、向こう半年間で、3割を超える消費者は輸入商品の購入を増やす計画があり、そのうち最も必要とされるトップ5の商品は順に化粧品、時計・メガネ、マタニティー・ベビー用品、乗用車、宝飾品だということです。
商務部国際貿易経済協力研究院国際市場研究部の白明副主任は「消費水準の向上により、消費者は商品品質により目を向けるようになってきた」と述べています。
ニーズの旺盛は企業の輸入意欲を刺激しています。報告では「企業の輸入拡大に対する意欲は比較的強く、92の調査品目のうち、向こう一年で輸入増加の意欲が示されているのは、ワイン、果物、スポーツウェア、ベビー食品、おむつ、コスメ、腕時計や自動車などの34種類である」と示しました。
また、商務部国際貿易経済協力研究院地域協力研究センターの張建平主任は「輸入の拡大は大衆のニーズを満たすだけでなく、経済成長を牽引する役割もある」と指摘しています。(怡康、星)
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