北京
PM2.577
23/19
経済協力開発機構(OECD)は30日、経済見通しを発表し「世界経済は、今年は3.8%、来年には3.9%に伸びる」との予測を示しました。
それによりますと、緩やかな通貨と財政政策が世界経済成長の主な動力となっていますが、保護貿易主義の台頭で投資と就労に影響を与え、世界経済の成長にリスクをもたらすとしています。
今年と来年の見通しについては、米国経済の成長率は2.9%と2.8%、日本は共に1.2%、ユーロ圏が2.2%と2.1%、インドは7.4%と7.5%、ブラジルは2.0%と2.8%になると予測しています。
OECDのグリア事務総長は同日の記者会見で「世界経済は短期間に明るい見通しを見せたが、本当の自主的成長を実現していない」と示しました。そして、構造改革を速めて、持続可能で包容性のある成長を成し遂げることを各国に呼びかけました。(Mou、星)