北京
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李克強総理は24日午前、人民大会堂でドイツのメルケル首相と会談した後、共同記者会見を行いました。双方は会談の成果を積極的に評価した上で、引き続きハイレベル往来の対話メカニズムを保ち、未来に向けた互恵協力を開拓し、互いの開放度をより広げ、両国の関係を更にレベルアップさせていくとしました。
また李総理は、中国・中東欧諸国協力(「16+1協力」)についての質問に対し、「『16+1協力』は、中国と中東欧各国の共同発展の推進、EU内部の格差の縮小、バランスの取れた欧州一体化プロセスの実現に有益だ。中国と欧州の関係と、EUの法律の枠組み内で展開しているものであり、開放的で透明なものだ。中国とドイツは、両国経済の相互補完という強みを中東欧各国の発展需要とマッチングさせ、第3国市場における協力を開拓し、互恵で多方面が利益を得る局面を形成していく」と述べました。
一方、メルケル首相は「『16+1協力』は、有益な協力体制で、中東欧各国のインフラ建設の促進に有利である。中東欧各国と中国の強みを相互補完し、協力を展開することは、EU内部の建設にプラスになり、EUを分裂させるものではない。このメンバーは大半がEU加盟国であり、EUの法律や規定に基づいた協力を推進することで、互恵共栄を実現させることにドイツは賛成する」と示しました。(RYU、森)