北京
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23/19
イランの最高指導者であるハメネイ氏は23日、欧州連合(EU)に対しイラン核合意を引き続き維持するように求めました。
ハメネイ氏は、「米国のイラン核合意からの離脱について、EUは国連安保理と協議し、効果的な解決策を打ち出すべきだ」と明らかにしました。
また、ハメネイ氏は「イランはミサイル開発計画について他国と協議することはない。ミサイルの発射は防衛や国の利益を維持するための重要な手段であり、核兵器とは関わりがない」と述べました。
イランは2015年7月に、米国、英国、フランス、ロシア、中国、ドイツの6か国と核開発について合意に達しました。これによりますと、イランは核計画に対する制限を守るとともに、原子力を平和的に利用する権利を持つとしています。また、国際社会はイランへの制裁を解除するとしています。(殷、森)