北京
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アルゼンチン大統領、王国務委員兼外交部長と会見
アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は現地時間の5月22日、首都ブエノスアイレスの大統領府で王毅国務委員兼外交部長と会見しました。
席上、マクリ大統領は「アルゼンチンは中国との関係を極めて重視しており、経済困難な時期に中国から受けた支援に感謝している。今後も中国との全面的戦略パートナー関係を深めて行き、貿易や観光、インフラ整備などの分野における両国の協力関係を強化していきたい」との考えを示した後、「アルゼンチン側は中国側の提唱する『一帯一路』構想を重視している。この分野における協力は必ずや両国関係のさらなる発展の原動力となるだろう」と述べました。
これに対し、王外交部長は、習近平国家主席のマクリ大統領への祝福の意を伝えた後、「中国側はアルゼンチンとの関係発展を重視しており、今後アルゼンチンとの間で、貿易や投資、原子力発電所、エネルギー、観光などの面での協力を強化したいと考えている。中国は今、全世界で最大の消費市場となりつつあり、毎年国際輸入博覧会の開催も決定している。アルゼンチンがそのチャンスを捉え、中国の発展の成果を共有することを歓迎している」と語りました。(非、む)