北京
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深センにある国家DNAバンク本部
広東省深セン市に本部を置く国家DNAバンクは、米国や日本、欧州連合(EU)に次いで、4番目に創設された国家クラスのDNAバンクであり、且つ目下世界最大のDNAバンクでもあります。華大DNA研究院によって創設、運営され、中国特有の遺伝リソースやDNAデータ、生物情報が所蔵、管理されています。
国家DNAバンクの入口
検査機械
「一般に手の届かなそうな」DNAバンクは、一般市民と意外と深い繋がりを持っています。いうならば、人々の「生命の銀行」のようなものです。DNAの貯蔵は人生のそれぞれの段階で写真を自撮りする行為にも似ています。古い写真はただの記念品にしかなりませんが、人生のそれぞれの段階でDNAバンクに貯蔵した若い頃のDNAサンプルは、人が年齢を経るほど役に立ち、時として自らの命を救ってくれる存在にもなるものです。(藍、む)
作動中のロボット
国家DNAバンクで稼働する検査用機械
バイオリソースサンプルバンクのしくみ