北京
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17の省や市、税関総署直轄の25の税関の職員と警官総勢1291人が22日朝、一斉に出動、「輸入ゴミ」密売の摘発を行い、密売容疑のある39の犯罪集団が検挙され、137名の容疑者が逮捕され、数十万トンの密売ゴミを押収しました。
税関総署の責任者によりますと、今回の摘発活動はこの数年間でも最大規模のもので、摘発対象は、鉱石の屑の密売や、他人の許可証明書を利用した再利用可能な廃棄プラスチックや金属片などが含まれます。
なお、税関は現在、輸送前検査を行う機関を登録管理し、レベルの低い検査機関を淘汰するというメカニズム確立のための「原料として使用可能な固体廃棄物の輸送前における監督管理実施の準則」を策定しているところで、近日中の公布が予定されているほか、国内の廃棄物加工会社への監視管理を強化し、サプライヤーと受取人の登録及びその後の監視管理を強化していくことを決定しています。
また、22日未明、ブリュッセルに本部を置く世界税関機構(WCO)では、中国税関が提唱した「大地の女神Ⅳ」国際合同アクションが正式にスタート、このアクションには、21日現在合わせて53の国や地域、7つの国際機関が参加申し込みをしているとのことです。参加者らは、廃棄物の不法密売の厳格な取締のために情報を交換するなど、地球の環境保護の為の協力を一層強化していくとの申し合わせを行なっています。(藍、む)