北京
PM2.577
23/19
商務部の王受文副部長は22日、北京で開かれた国務院報道弁公室の記者会見で、「6月30日から、全国で企業情報登録や企業登記のワンストップ受付制度を普及、外資企業設立の手続きを簡略化することで、外資企業の中国への参入の最初のハードルを下げていく」と明らかにしました。
王副部長はまた「4月に中国が誘致した外国資本は前年同期比で0.1%しか伸びていない。国際競争が日増しに激しくなる中で、中国の外資誘致の状況は大きなプレッシャーを感じており、外国資本導入に向けた有効な措置が必要となっている」との見解を示しました。
外資企業設立登記の簡略化について、王副部長は「地方のビジネス部門と商工・マーケット監督管理部門の二つの情報システムを統合し、データの共有化を実現する。他にも、外資企業が各地の商工・マーケット監督管理部門の公式統合サイトにログオンし、統一フォームに記入するだけでビジネス情報の届け出と会社登記の手続きを同時に済ませることができるようにする」と紹介しました。(殷、む)