北京
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日午後、米国へと出発しました。就任後3回目となる今回の訪米では、文大統領はトランプ米大統領と会談を行い、朝鮮半島の情勢やまもなく行われる朝米首脳会合について協議するということです。
韓国大統領府によりますと、訪米に先立ち、文大統領はトランプ大統領と20日に電話会談を行い、朝鮮が最近とった様々な行動について意見を交わしたとのことで、密切な交流と協議を通じて、来月12日に予定されている朝米首脳会合の成功につなげていきたいとしています。
また、韓国メディアの分析によりますと、朝米首脳会合を控え、朝米双方はこのほど、非核化のロードマップに関する食い違いがエスカレートしており、今回の韓米首脳会談では非核化ロードマップに焦点をあてた交渉と協調が進められるとしています。さらに、近頃、朝鮮が韓米両国に強い不満を示していることから、今回韓米両国は情勢の挽回や和解策についても検討を行うものとみられています。(Lin、む)