北京
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江西省の観光発展委員会とCRIオンラインの共同で、外国メディア陣のツアーが開催されました。一行は8日午後に、道教で有名な三清山に登りました。翌日の9日午前、この地区で共産党委員会の書記を務める諸立氏が、現地で外国メディアの取材に応じました。
対外宣伝をグレードアップ、インバウンドツーリズムを拡大
韓国で新聞社の社長を務める曹明権氏から、インバウンドのプロモーション実施について質問が出ました。これに対し諸書記は、外国メディアの取材活動を高く評価し、「三清山はこれからもこのような活動を催し、さらに規模を拡大し、より多くの外国メディアを迎える。こうした宣伝を通して、国際化への歩みを加速させる」と説明しました。
諸書記は「去年、ツアーで三清山を訪れた外国人や香港・マカオ・台湾の観光客のうち、韓国人が最も多く、次が台湾であった。今後は韓国、香港・マカオ・台湾の観光市場を深く開発するほか、東南アジアにも進出し、さらに欧米も発掘して、秩序立てた観光市場を構築する」と述べました。
観光商品の革新で客足を伸ばす
中央ラジオテレビ総台CRIオンラインのドイツ人記者Nils Bergemann氏は三清山の観光客集めの方法に興味を示しました。これについて諸書記は、「まず宣伝を拡大し、三清山の知名度をアップする。それから資源の統合を進め、観光商品の革新を実現させ、割安な値段で質のよいものを提供する」という2点を述べました。
文化遺産の保護を強化し、道教の文化を継承
香港『アジア週刊』の黄空軍氏は、道教発祥地という特色のPR方法について質問をしました。諸書記は「国内の道教文化研究機関や専門家、学者を集め、現地の道教文化の研究、発掘、継承について座談会を開いた。そして、道教の文化遺産や遺物の保護を強化していく。また道教文化の優れた要素を練り出して、新たな形で再現する」と説明しました。(殷、森)