北京
PM2.577
23/19
欧州理事会のトゥスク議長は16日、ブルガリアの首都ソフィアで、「欧州連合(EU)は共同戦線を張り、米国のイラン核合意離脱に反対するように」と呼びかけました。
トゥスク議長はこの日、ソフィアに到着し、17日にEUと西バルカン諸国との首脳会議に出席します。トゥスク議長は16日の記者発表会で、「米国がイラン核合意の離脱を表明したため、EUは共同戦線を張る必要がある」と述べました。
また、トゥスク議長はEU各国の首脳に対し、「核合意をイランが守るならEUも守ると改めて表明してほしい。イラン核合意は欧州、そして世界の安全にプラスとなるので、EUは必ず維持しなければならない。そして、ヨーロッパの各企業が米国の離脱による影響を受けないように、措置を講じるべきだ」と改めて強調しました。(殷、森)