北京
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全国政治協商会議(全国政協)は15日、北京で、「金融面のシステマティックリスク防止システムを整備する」をテーマとする会議を開きました。汪洋全国政協主席が司会を務め、談話を発表しました。
汪主席は、「金融リスクの防止は、国家の安全や全局面の発展、人民の財産の安全につながるものであり、質の高い発展を実現するために乗り越えなければならない関所である。政治協商会議は、案や意見の提出、党および政府の政策と主張の宣伝、共通認識の集約という役割を活かして、テーマ会議をうまく発展させていく」と強調しました。
会議に参加した委員たちは、「金融リスクの防止と解消は、金融による実体経済へのサービス提供という根本的な主旨を守り、経済と金融の安定した運行を確保するという前提の下でリスクを徐々になくしていくべきだ。制度の整備とインフラ整備を加速させ、信用システムを健全化し、監督・協商メカニズムを確立すると共に、地方の債務会計ルールと信用公開制度を整備すべきだ」と述べました。
劉鶴副総理は席上、「実体経済へのサービスを、金融活動の出発点と足がかりにし、穏やかで中立な通貨政策と厳しい監督管理政策を共に実施し、経済の、質の高い発展を促進していく」と強調しました。(玉華、謙)
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