北京
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23/19
国際通貨基金(IMF)のラガルド総裁は14日、米ポートランドで「各国がより良い国際貿易体系を築き、貿易のデジタル化によってもたらすチャレンジに立ち向かうべきである」と呼びかけました。
ラガルド総裁は「世界は新たな貿易の時代に入った。この時代、データの動きは実体貿易よりも重要になる。シスコ社のデータによれば、2005年から2016年まで、越境帯域幅の使用量は90倍増え、2023年にはさらに13倍増える予測だ。多くの面から見て、貿易の未来はデータの未来でもある」と述べました。
また、ラガルド総裁は「貿易のデータ革命によってもたらされたチャレンジに臨み、各国政府は技術や貿易に最も影響を及ぼす人々に保険、育成などを含むよりよいサポートを提供することができる」として保護主義に反対し、不公平な貿易行為を削減すると共に公平な競争環境を築いていくことを各国に呼びかけました。(ヒガシ、星)