北京
PM2.577
23/19
香港の科学専門家による連名の書簡がこのほど、習近平主席宛に送られました。習主席が書簡に出した指示に専門家たちは大きな反応を示しています。習主席は「香港と内陸地域の科学技術協力を促進し、香港が国際イノベーションと科学技術センターになることをサポートする」との考えを示しました。また、院士たちが書簡で提出した国家科学研究プロジェクト予算の香港での利用問題も解決に至りました。
連名書簡の発起人は高速列車の専門家である陳清泉院士です。習主席の返答について「習主席と国が香港の科学技術の発展を重視していることや、香港の科学技術者に対する配慮を物語っている。さらに『一国二制度』下における内陸部と香港の科学技術政策の実践を明らかにした。まさに『一国二制度』の内容を充実させるものだ」との見解を示しました。
また、香港特別行政区政府と科学研究界は歴史的なチャンスを掴んで、世界各地の資源を集め、広東省・香港・マカオベイエリアを国際イノベーションと科学技術の集中地区にする決意がそれぞれ記されています。
香港科学技術大学の副教授で、中国科学院の葉玉如院士は「私たちは広東省・香港・マカオベイエリアの建設が大陸と香港の協力メカニズムを完備させることを望んでいる。科学研究者と資金が新しい情勢下で、より大きな役割を発揮し、大陸と香港科学技術研究がより高いレベルに進むことが可能になった」と述べました。(殷、星)