北京
PM2.577
23/19
欧州連合(EU)のフェデリカ・モゲリーニ外務・安全保障政策上級代表とバルニエ首席交渉官は14日、英国のEU離脱をめぐってブリュッセルで「EUを正式に離脱した後も、英国が外交や安全と防衛分野においてEUと緊密なパートナー関係を築き上げることは双方の共同利益に合致するものだ」と表明しました。
同日、EU安全研究所で開かれた英国離脱後のEUの外交、安全と防務政策に関するハイレベルシンポジウムでモゲリーニ上級代表は基調演説し、「離脱後、英国はEUとの地政学関係は変わることなく、欧州の一部分である。同時に、中東情勢やイラン核問題など国際問題においても、双方による尽力が必要である」と強調しました。
一方、バルニエ首席交渉官は「2017年4月に英国のEU離脱交渉が始まって以来、EUは外交、安全と防衛事務政策の面で英国と緊密なパートナー関係を構築していく方針である。今後、双方のパートナー関係は対話や協議、協調、連携と情報交換など、一連のメカニズムによって強化されていくべきだ」と指摘しました。(ミン・イヒョウ 星)