北京
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日本を訪問中の李克強総理は11日、札幌市で開かれる「第三回中日知事省長フォーラム」に安倍晋三首相と共に出席する予定です。
これを受け、日本国自治体国際化協会(CLAIR、クレア)北京事務所の北村朋生所長は「両国政府が地域間交流の重要性を高く評価したことの表れだ。これを機に、地域間交流がますます活発になるよう願いたい」と前向きな姿勢を示し、フォーラムの成功に期待を寄せました。
北村所長はCRIのインタビューに対して、「知事省長フォーラムへの日中双方の首相の参加は、日中関係における地域間交流の果たす役割の重要性を、両国政府が高く評価していることの表れだ」と話し、「日中の地域間交流の推進を支援しているクレア北京事務所としても大変嬉しく思っており、フォーラムの成功を願っている」と期待を寄せました。
さらに、「李総理がどのようなスピーチをされるのか、楽しみにしている。これを機に日中の地域間交流はますます活発に行われるだろう」と、そのプラスの影響に触れた上で、今後の地域間交流については、「農業、農村振興、高齢者対応、観光による地域経済の発展、ごみ処理といった『課題解決型の交流』が隆盛を迎え、青少年交流が活発になってくれれば」と展望を語りました。
なお、中日知事省長フォーラムは両国の地域間交流・協力の深化、両国民の友好増進、安定した日中友好関係の推進を目的に、2012年に中国人民対外友好協会、中国日本友好協会と日本全国知事会の共同主催により始まったものです。今回は、2014年の北京での開催に続く3回目となります。(取材:王小燕)
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