中国、銀行のファイナンシャル・インクルージョン・サービスを管理

　25日に開かれた国務院常務会議で、銀行のファイナンシャル・インクルージョン（金融包摂）・サービスの実施状況を参考に監督管理方法を制定することが提出されました。

　現在、中大手商業銀行にはファイナンシャル・インクルージョン機関が設立され、専門化された経営メカニズムができています。2017年末にかけて、ファイナンシャル・インクルージョンの新規貸付は3兆4000億元に達しました。

　会議は「既存の政策を実施し、企業の融資コストを着実に下げなければならない。ファイナンシャル・インクルージョン・サービスの保障システムを整備し、信用情報システムを強化して、銀行のファイナンシャル・インクルージョンの貸付計画の制定をサポートし、奨励金制度を実施する」としました。

　専門家は「製品のイノベーション、特に抵当方式について、零細企業や農業・農民・農村という三農貸付の抵当難の問題を解決し、貸付規模の増加を確保して、ファイナンシャル・インクルージョンによる零細企業発展支援と貧困脱出を推進することになるだろう」と予測しました。（殷、星）